2021.11.10
補聴器外来の準備が整いました。聞こえが悪く、会話に不自由されている方は、通常の外来に受診していただき、まず、聴力検査(きこえの検査)や言葉の聞き取りの検査を施行します。その上で、補聴器の適応があると判断した場合に、補聴器外来のご予約をお取りいたします。補聴器外来は土曜日の午後2時00分ごろから開始し、完全予約制となります(診察の際に予約をお取りします)。1日最大3ー5名までご予約をお取りする予定です。
補聴器外来では、実際に補聴器を装着し、装用効果を判定します。また、補聴器を1~4週間貸し出しますので、ご自宅で装用し、体験してみてください。メガネはかければすぐに見えますが、補聴器は、掛ければすぐに若い頃の様に聞こえるわけではありません。装着後も何度か調整が必要ですし、また、脳が補聴器の音に慣れていくことも必要です。通常、違和感なく使用できるまでに2-3か月はかかりますので、じっくりリハビリしていくつもりで挑戦してみてください。
難聴は、認知症の最大の危険因子とされています。耳が遠くなって不自由を感じるようになったら、是非ご相談ください。(当院院長は、補聴器適合判定医の資格を持っています)